園長あいさつ

　皆さん、こんにちは。

　親が子供のために幼稚園を選ぶ時、色々なことを考えます。このホームページにも大船カトリック幼稚園の施設やプログラムなどについて説明があります。ただし、カトリック幼稚園と幼稚園の一番大きな違いは目に見えない精神的な面です。教育は持っている人間観に左右されます。人間とはどんな存在か、という問いかけにどう答えるかによって教育が変わります。カトリック幼稚園ではその答えは次のようなものになります。

　主なる神は愛を持って愛のために人間を造られました。「愛を持って」というのは、全ての人間が主なる神に望まれて生まれた人で、掛け替えのない存在です。「愛のために」というのは、人間本性の実現が愛し合うことにあります。人間が深く愛し合っている時に特別な喜びを感じるのは、そのためです。

　掛け替えのない存在だから、子供一人一人を大切にして、生まれつき育つ力を発揮できるように手伝います。子供たちには、神様が私たちを大切にして守っているから、私たちも他の人を大切にしよう、と教えています。自分の思いを伝えたり相手の思いを聞いたりして、友達と協力したりするように指導します。子供は自分が受け入れられて大切にされていると感じるなら、安心してのびのび成長していきます。